20代OLの人生消耗ブログ

20代オタクOLの日常ブログ。仕事、生活、時々趣味など。

選択肢

 

 

 

いま、目の前に二つの道があって。

 

 

一つは不安定でも、欲しい環境が手に入り、

 

もう一つは安定しているけど望まない環境で、

 

 

どっちを選ぶべきなのか延々考えている。

 

 

毎回不安定でも欲しい環境、を選んでしまい、5戦5勝くらいしているんだけど、

 

それでも安定の選択肢を消すことができない。

 

というか現実問題として前者の方向に話が進んでいるから、いまさらやっぱやめるとは言えないし。

 

 

でも、安定している、ということは、それらをすべてひっくり返してしまうほど、魅力的なのだ。

 

 

ぼやかしすぎてて何のこっちゃ分からないと思いますけど、安定している、というのは収入のことです。

 

 

はあ〜欲しい環境で、なおかつ安定の道があればなあ。

いや、これから探せばいいんだけど。

 

もう面接とかしたくないんだよ〜

 

 

 

 

 

安定の選択肢を選びたくないのは、それを選べば今までと同じことになってしまうような気がしてるから。

 

きっと3年後くらいに嫌になって辞めたくなっちゃうよ。

 

私はお尻に火がつかなきゃ本気にならない性格だし。

 

デッドオアアライブくらい過酷な環境の方が自分に鞭打つことができる。

 

ものっっっっそストレス溜まりそうだけど。

 

 

人生って、難しいよ。

1回しか選べなくて、期限が決まってるなんて、後悔しない方が難しい。

 

正しい方を選んだとしても、自分にはどうにもできない大きな力に揺さぶられたりして。

 

私は牧場物語ですら攻略本を買うような女なのに。

 

 

 

 

 

 

はあ〜はやく自由になりたい。

 

 

 

 

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東京国立博物館へ行ってきた

 

東京を離れるのももうすぐ。

 

友人と最後の晩餐に行ったとき、「東京でやり残したことない?」と聞かれたけど、

 

ディズニーリゾート行ったし、

ハトバス乗ったし、

皇居行ったし、

鴨川シーワールド行ったし、

箱根行ったし、

草津もいけたから

特にやり残したことないな〜と思っていたら

 

一個ありました。

 

東京国立博物館!

 

 

と、いうわけで今回トーハクに行ってきました〜

 

家からは1時間かかった。

 

というか、どこに行くにしても片道1時間はかかる。不便なとこに住んでます。

 

めーっちゃ暑くて、ザンバラ髪で出て行ったのが悔やまれる…

 

基本出無精で出掛けよう!ってエンジンかかるのめっちゃ時間かかるんだけど、

あまりの暑さに電車おりてからもう帰ろっかな…ってガチで思った。

ほんで人多いし。

 

西洋美術館も行ってみようかと思ったけど、炎天下なのにめちゃくちゃ人並んでて断念。

 

美術館てあんま人いないのかと思ったけど、人気なんだね〜

 

 

 

そんで、上野公園で迷子になりつつ、無事到着!

 

東京国立博物館ー!ぱふぱふ〜

 

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この日は無料開放デイとかで、入館料いらんかった!

それでも大人620円だけど!さすが国立!

 

本館に入って、いろいろ見る。

今日の目玉は、あれです。

 

国宝 三日月宗近!

 

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写真撮影おっけーだったよ〜

そこだけ人並んでた。

 

打のけが多い故…って言ってたけど、ほんとに打のけ多かったです。

本物は綺麗だね〜

 

他にも長船とか貞宗とか聞いたことある刀があって面白かった!

 

いやはや、刀ゾーンは人多かったけど、他のところはそんなに人いなかった。

やっぱジャパニーズソードは人気なんだねー

 

 

 

美術館とか、博物館とか、行くたびに思うんだけど、

 

作品とか作者に対しての前知識がもっとあれば、もっと楽しめるんだろうな〜

 

ただ見てるだけだと、ふーんとか綺麗とか、きっと寝たら忘れるような感想しか抱かないけど、

 

本とか図鑑で知ってたら、おお!これが!みたいな感じで楽しめるもんね。

 

刀についても刃文とか部位とか、知ってればなるほど美しいみたいになるかもしれんもんね。

 

もったいないな〜と思いつつ、毎回何もしない私です。

 

一応仏教の本とか刀の本かったんだけどな…

 

 

 

 

そんな感じで、東京での心残りは無くなりました!

 

と、言いたいとこだけど、ほんとはもっと行きたいとこあったな。

 

 

 

まあいいや、いずれの日か!

 

 

 

 

 

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あと1ヶ月

 

 

 

想像した通り、特に嫌がらせとか無理だとか言われず、淡々と退職までの日を過ごしている。

 

仕事量は変わらず、むしろ引き継ぎのせいで忙しい。

 

 

退職を伝えたこと、ちょっと後悔したけど、今はもう吹っ切れた。

 

それよりも、新しい環境で生活を始めることがすごくワクワクする。

 

仕事は決まってない。

 

いくつか面接受けたけど、ダメだった。

 

でも不思議と焦ってない。

 

ほんと、働きたくないんだなあ。

 

いざとなれば何をしても生きていけるという、漠然とした自信がある。

 

これは甘えだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

親にはなかなか言えなかった。

 

やっと今日、話した。

 

電話の向こうで、ちょっと泣いてたみたい。

 

最終的には、頑張りなさいと言ってくれたけど。

 

内心不安でしょうがないんだろう。

 

未婚でフラフラしてる娘なんて、いくら親には迷惑かけないと言ったって心配になるに決まってる。

 

特にうちの親はしっかりした親だから。

 

 

 

私のことは心配しないで、どこでも生きていけるよって言ったって、甘えん坊で泣き虫の私を知っているから。

 

やばい、ちょっと泣きそう。

 

 

 

 

 

 

これで全部、逃げ道は潰した。

 

 

あとは自分次第。

 

 

いつか見た、こんな人生は送りたくないと思った高学歴ワーキングプアになるのか。

 

子供の頃から漠然となりたかった仕事をするのか。

 

 

 

 

 

飛び込むしかない。

 

 

 

 

仕事のこと

 

 

今日、ついに言った。

言ってしまった。

 

仕事辞める気でいること。

もうここ半年ぐらい、ずっと悩んでた。

仕事、このまま続けて意味あんの?ずっとおんなじところで?

でも、自分にはやりたいことなんてないし、誇れるスキルもない。

何もないのに、今のお給料あって必ず休めて仕事もきつくない環境を、捨てたいの?

 

 

結局、出た答えは辞める。だった。

東京から離れたいのが一番な理由。

ほんとは、田舎でのんびり暮らすのが夢。

ほんとは、手に職つけて自立したい。

ほんとは、農業やって自給自足の生活してみたい。

ほんとは、絵を描いて過ごしたい。

 

全部、ほんとで、全部、夢だ。

 

 

 

辞めると言ったとき、上司は止めずに応援してくれた。

やりたいことやるのが一番いいよ、って。

 

でも、本当にやりたいのか分からないの。

だって全く勉強してないし、努力もしてない。

面倒なことは最後まで後回しで、やりたいやりたいと言いながら楽して出来ないかとだらだらする。

昔から変わらない、こういうとこが大嫌い。

 

努力しないくせに、後悔ばっかりで。

 

 

だから、ひとつだけ、頑張ることにした。

一番どうにもならないけど、一番やりたいと思うこと。

もはや意地になってるだけかもしれないけど。

その意地でさえ私を支える要素の一つ。

 

 

 

 

 

 

辞めると言ったそのあとすぐ、面接に行った。

多分ダメだな。

でも、別にショックじゃなかった。

ショックなのは、別のことだ。

 

 

もう、言ってしまった。

言ってしまったから、取り消せない。

粛々と退職の準備が進むのだろう。

 

ああ

 

私は自分が作ってきた3年間を、捨ててしまうんだなあ。

 

 

3年間築いた信用とか、人間関係とか、そういうの全部、また一からになるんだなあ。

 

転職、面倒だ。

 

ちょっと後悔した。

後悔したあと、じゃあずっと続ける?って聞いてみたら、答えはやっぱりノーだった。

 

環境を変えたい。

それが一番。

 

 

そして、働きたくない。

 

新卒の時、自己分析を何度しても、結局この答えにたどり着いた。

 

 

働きたくない。

 

 

そして、今も、おんなじ答えにたどり着いている。

3年間で、仕事に向き合えてこれたんだろうか。

全く成長してないじゃないか。

 

世間は働かないものに厳しい。

だから、もう、死ぬしかないのかな?とか、考えたりね。

 

完全に病んでるね。

どうしたらいいのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとまず、仕事は辞めます。

人は良いし、大好きな職場だとおもう。

でも、この先何年も続ける未来は見えない。

 

ごめんなさい。

育ててもらったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり。

 

長野放浪記2

 

 

ちょっと風邪気味。

流石に出張からの旅行はしんどかった。

最近体調崩しやすくて、なんか突然寒気とかしてくるからまじ勘弁。

 

てなわけでもう布団の中なんですよ。

 

 

 

 

 

さて、長野旅の続きなんですけれどもね。

 

2日目はシティホテルから出発。

30分くらいかけて善光寺までお散歩。

 

結構歩いた!けど、日頃歩いてるから、30分な徒歩移動など気にしない。

 

行きすがらいろんなお店見たけど、閉まってて残念。美味しそうなパン屋とか。

あとカフェ併設のドミトリーとかあったから、今度はホテルじゃなくてそういうとこ泊まってみたい。

 

参道は石畳で雰囲気あった。

石畳っていいよねー…落ち着く。

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で、善光寺さん!

参道の途中にもお参りするところがあった。

水子供養のお寺。

 

神社仏閣にお参りするときって何考える?

お願い事する?

 

私はなんか、挨拶するだけになっちゃう。

そんなに差し迫った願いが無いからだと思うけど、いつもみんな何を真剣にお願いしてるのかな〜って。

 

 

門を越えても参道が続いてたよ。

お店は例のごとくしまってましたが、おかげで人もまばら。

 

本殿にお参りして、胎内めぐり?してきた。

暗闇の中、御堂を回ってくるやつ。

壁を伝っていったはずなのに、お目当てのものに触れなかったー!

触らなかったから何があったかわからない!

鈴とか?

 

ほんとに一寸の光も無いから、怖くて、前に進んでる他の参拝客だけが頼りでした…

あんなとこで襲われたらひとたまりもない…怖い…

ディセントっていう映画思い出したよ…

 

 

本殿は広くて静かで、落ち着く。

いつもお参りしても何一つ頭に入らずに出てきちゃうから、何を祀ってたのか分かんないんだけど、あの畳の空間、落ち着く。

ただそれだけの理由で、お寺が好きです。

もちろん、興味はあります。

 

なんか気持ちよくなったところで、御朱印書いてもらった。

最近は御朱印集める人多くて、並ぶの嫌だから紙のやつばっか貰ってたんだけど、久々に書いて貰った。やっぱり結構待った。

 

とうとう、2年前に高千穂神社で買った御朱印帳がいっぱいになったよ!

次はどこで買おう…中々行けないとこで買いたいな。

 

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だいぶ早くにお参りしたから、9:30には善光寺出たんだけど、帰りはお店開いてたよ。

参拝客も増えてた。

 

ここで、あの有名な七味買ったよ。

八幡屋礒五郎?だっけ?

おしゃれな七味缶!もちろん善光寺モデルのやつ!

 

私、内藤了の藤堂比奈子シリーズ好きで、主人公の出身地が善光寺の近くなんですよね。

そんで、この七味缶はキーアイテムなの。

主人公の支えで、命の恩人だったりする、スーパーアイテムなのです!

 

善光寺来たら絶対買おうと思ってた。

こういう聖地巡礼、好き…ミーハーなんです。

 

 

さて、こっから車で飛ばして、今回の旅行のメイン、戸隠へ!

 

なぜ戸隠かというと、これまた小説なんだけど、萩原規子先生の、RDGシリーズ、私大好きなんです。

というか、萩原先生のは全部好き。

 

この小説の主人公の友人、宗田真響と真夏、真澄兄弟の生まれが戸隠で、忍者とも関わりがあるという。

あと、戸隠の九頭龍とかね。結構重要な場所でよく出てきたから、行きたいなって。

戸隠神社!あとお蕎麦!

 

 

ほんならここが、すごい遠くて!

というか、山全体が神社みたいなもんで、山の中腹くらいまで車で登って、中社でお参りしたあと奥社まで歩いて行ったんだけど、片道60分!山道!

 

こんなに歩くとは思わなかったよね。

一応ジーンズとスニーカーで来たけどさ。

山にはまだふつーに雪残ってるし、なんなら雪山登山だし。

 

参拝客はめっちゃ多かった!

そんなかでずんずん進んでいく。

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なんか初めての感覚なんだけど、登山、楽しかったんよ〜

心を無にして歩く、という快感?自由でした〜

 

 

ほんで、雪のため奥社は埋まってて、取り敢えず仮のお社に参ったよ。

九頭龍神社も!

ここが、真澄の…と思うとなんとも言えない。

神様がおわすのだ…

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雪道に若干滑りながらもさくさく帰る。

なんで登山してると、みんなフレンドリーなんだろうね?

歩いてたらこんにちは、って挨拶してくれるから嬉しくて、私も知らない人にこんにちはって、言ったよ。

普段ならしないのに。てかしてくる人は不審者だと思う。生きづらい世の中だね〜…

 

 

 

帰りは、戸隠そば!

綺麗めなとこ寄ったら観光客価格でびっくり。

でも美味しかったー。

当分そばはいいな…

 

 

あとはドライブしつつ、帰って来たけど、途中道分かんなくてギリギリになってしまった。

車返して駅へ。

 

駅からバスで3時間。

19時にはお家に帰って来た。

ふう〜、やっぱおうちが一番。

 

でも、旅行は楽しくてやめられない。

山にも登りたくなったから、今度はどこへ行こうかなあ。

 

海外は色々めんどそうだし今更行く気は起きないんだけど、国内は全部行きたい。

願わくば、1週間くらい一つの県に留まってくまなく観光したい。

 

はあ〜、仕事、嫌すぎて現実逃避だよ。

 

 

 

 

 

おやすみ。

 

 

 

 

  

 

長野放浪記

 

 

 

長野行ってきました。

 

だいぶ前だけど。

 

古い記事読み返して、やっぱ記録することって大事だな〜と思った。

 

私なんか特に忘れっぽくて、ピアノの楽譜暗譜しても、発表会の翌日には忘れているというポンコツさ。

 

めんどくさがりで、日記なんか続いたことないけど、何でもいいから書く習慣つけなきゃね。

 

振り出しに戻る。

 

 

 

 

さて、長野は戸隠に行ってまいりました。

 

東京からバスで3時間くらいかな?

往復する7000円くらい!安い!

 

3時間のバス旅など、もはや何とも思わんのだす。

 

12:00くらいに長野駅ついて、そのままレンタカー屋さんへ。

 

説明受けていざしゅっぱーつ!

 

今回初めてレンタカーの任意保険つけなかったよ〜

 

なんか毎回チキって付けちゃうんだけど、そんな危ない目にあったことないし…節約だし…

 

久しぶりに車乗ったけど、めっちゃ進化してはる!

速度測定器?がなんか、3D!

あとアイドリングストップがデフォルトだった。

ワゴンRです。

 

 

1日目は特に何も考えてなくて、温泉行きたいな〜と思てたから、湯田中温泉郷へ。

 

しかーし、シーズン中ということもあって温泉巡りできなかった…

 

代わりに角間温泉に行ったんだけど、そこは誰もいなかったよ〜

 

Four seasons Spa 宝泉ていう日帰り温泉施設に行ったんだけど、貸し切りだった。

マッパで冬の田んぼを見下ろしたぜ!

 

ただ私、すぐのぼせちゃうから長湯できないんだよね〜

 

 

そのあとはドライブしながら志賀高原方面へ。

 

また4月の終わりごろだったんだけど、がっつり雪景色でスキー場も営業してた!

流石にお客さん少なかったけど、

これなら人気にせずにスイスイ滑れるね〜

下手くそ向きだ。

 

ほんで、志賀高原の大沼池?行こうと思ったんだけど、急な吹雪で前見えない…

おまけに雪で道塞がってて通れん〜

 

なめてたわ…

 

 

長野といったらそば!ってことで、

お蕎麦やさんで遅めのお昼ご飯。

 

冷たいざる蕎麦と、天ぷらは食べ放題♡

 

ただ、天ぷらて油こくてあんまり数食べれんのよなーきのことか大好きなのに。

 

 

 

お腹いっぱいなったら、

時間ビミョーだったんでもっかい温泉入ろう!てなって、色々探してみたんだが。

 

上林温泉てとこね。

ちょっとお高めの高級旅館て感じのとこなんだけど、日帰りやってなかった。

ネットではありになってたんだけどな〜

シーズンだから?

 

ああいう高級旅館でまったりしたいよ〜

 

 

ここから温泉難民ですわ。

 

地獄谷野猿公園てとこ通ったんだけどね、近くでコーヒーでも飲もう思ってお店寄ったら、クローズド。

明かりついてて中に人いるのに無視された。

 

シーズンだから?

 

ほんならオープンの垂れ幕かけるのやめてーや。

 

 

は〜、て思いつつ流れ流れてやっと着いたよ…

 

発哺温泉♡

 

まじで廃村たどり着いたか思うたし…

宿はボロボロで明らか人おらん…

 

スキーシーズンじゃないからね!

 

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みてよこの景色ー!

パノラマしがいがあるでしょー

 

 

 

空いてるホテル寄ったら日帰り温泉施設ありました!ホテル東館というところ。

 

発哺温泉ていうのは、蒸気が冷やされて沢の水と混ぜられてるんだって。

だから熱すぎずいい湯加減でした〜

 

もちろん、露天も独り占め。

雪景色見ながら温泉て最高かよ!好き!

 

 

ずっと入ってたかったけど、ホテルの時間あるからさよならバイバイでした。

 

 

あとは湯田中温泉で温泉まんじゅう買いつつ、長野駅近くのシティホテルで明日に備えるのでした。

 

1日目はほとんど迷子か移動か難民だったから、あんま写真撮れなかった。

 

でも高原は雪景色で、なんなら吹雪も現役だったよ!

寒くて気持ちよかったーなむー

 

 

続きはあした?

 

 

また書きます。

 

 

 

 

 

沈黙-silence-

 

 

多分人から誘われなければみなかった作品。

キリシタン宣教師の受難と苦悩、神への愛の話。

 

考えることが多くて、難しかった。

ロドリゴは何を考えて晩年を過ごしたのだろうか。

原作読んでみたいな…相当エネルギーいるだろうけど。

 

個人的に、ガルペがアダムドライバーだったのよかった。カイロレン…似合ってるよ。

 

私はキリスト教徒じゃないし、何も知らないからなんとも分からないけど、解説読んだらスッキリした。

 

序盤、命のために棄教をすすめたり、キリストの教えに疑問を抱いて苦悩したりした宣教師たちより、自らの深い信仰心に従って死を選ぶ日本の信徒の方が神の愛を信じてるじゃん!と思った。

でも、彼らが信じているのは神ではない。

信じることで救われる、死後の幸せを約束されるという教義だった。

祈りや死後の世界に救いを求めるのは、仏教でも同じことだ。

しかし生まれてから死ぬまでずっと貧しくて、先祖代々そういう生活しかしてこなかった百姓たちは、仏教の教えは救いにはならない、極楽浄土などないという悟りに達していた。

そこで現れたのが異国の神。慈愛をもって人々を導き、受難を経てパライソへ連れて行ってくれる存在だ。

目の前の苦しく辛く、罪深い人生の中で、自分の存在を許してくれるキリストの存在。

 

彼らはその教義の中にある、敵を愛したり哀れみをもって他者に手を差し伸べようとはしない。

村人ではないキチジローを人質にしようとし、信仰の名の下に相手に死ねと言っているのに、それがどれほど罪深いことなのか理解さえしていない。

彼らはただ、自分を助けて欲しくて、差し伸べてくれる手を待っているだけなのだ。

 

 

そしてそのことを、フェレイラ神父は悟った。だから、今為すべきことを為したのだ。

 

浅野忠信の言う通り、ロドリゴはひたすら神に祈るだけで、何も自分の意思がない。

ただ嫌々と、駄々をこねているだけのように感じた。

キチジローのように、表面上信仰を捨て、心の中で神を崇めていれば良かったのに。

 

多分だけど、ロドリゴもガルペも、ポルトガル出身だし生まれた時からキリスト教徒で、きっと貧しい生活をしてこなかったんじゃないかな。

本や話の中で、キリストが受けた拷問や苦難を理解していても、自分のこととは遠いものだと思っていたんだろう。

 

日本で初めて、かつてキリストが経験したような飢えや寒さ、厳しい自然、そして偏見と迫害を身をもって知ったのでは。そしてそのような境遇の中でも救いを求める手を優しく包み込まなければならないと言う使命。

 

どうして沈黙をするのか、とロドリゴは何度も叫んだ。

神は、沈黙しているのではない、共に苦しんでいるのだ、と答えた。

 

神は、決して救ってはくれない。

ただ静かに、寄り添ってくれるだけだ。

 

 

 

 

 

コンビニ人間

 

 

 

芥川賞を取ってからかなり時間が空いてしまったけど、村田沙耶香著『コンビニ人間』を読了した。

 

普段はこういう純文学?というか、なんとか賞を取るような有名な本は読まないんだけど、作者がかなり特殊なキャラクターらしく、テレビでも紹介されたので手に取ってみた。

 

あらすじ全然知らなくて、ずーっとコンビニでバイトしてきた未婚女性が、そんな生き方おかしいと指摘する大学生バイトに恋をしていく話だと思っていた。

 

 

読んで見て思った。そんな訳ない。笑

 

 

 

予想以上にやばいやつだった。笑

 

 

主人公の恵子は、子供の頃から共感能力というか社会性が欠如した人間で、いわゆるサイコパス。徹底的に合理性を求めた考え方をして、手段を選ばないため、両親や周りの人間からも気味悪がられていた。

 

これ読んで思ったのが、『悪の教典』の蓮見聖司。これも主人公がサイコパスで、自分の理想郷を作るために教え子を惨殺していく話なんだけど、彼は自分の欲望に忠実で、意思がはっきりしているし、頭がいい。

 

サイコパスと定義づけられる人は、蓮見聖司みたいに頭が良くカリスマ性があって、一見しては普通の人間と変わらないそう。経営者とかに多いらしい。

 

その点、恵子には自分の意思がない。本人が何度も言っているけど、指示さえあればなんでもするタイプ。

蓮見のような暴力性はなく、家族を困らしたくないし、友人とも普通に付き合って行きたいと思っている。

 

恵子も蓮見も、自分の振る舞いに関して他人の真似をすることで社会から異常とみなされないように努力している。

恵子の場合、その人格は18年にも及ぶコンビニのアルバイト生活から培ったもので、話し方はいちいち元気で、なんか感情がこもっていない。文章からでもわかるから、実際に見ても異質に感じると思うんじゃないかな。

 

恐ろしいほど他人に興味がなく、あるのはコンビニでアルバイトをすることだけ。

だから怒ったり、喜んだりすることもない。

ただ、彼女は社会の歯車になりたいのだ。

自分にとっては普通の振る舞いでも、それだけで周囲にとっては異常に映る。そのせいで何度も家族に迷惑をかけてきた。

彼女はただ平穏に、普通に生きたい。

そして、それを叶えてくれるのは、コンビニだったのだ。

 

 

 

『コンビニ人間』というタイトルを見て、何かの比喩かと思ったら、本当にコンビニでしか生きられない生き物の話だった。

何度も辛い…と思いながら、でもとても面白かった。

恵子の普通になりたいという気持ちが、とても良くわかるから。

 

 

物語のキーパーソンとなる白羽については、特に思うことなし。

典型的なクズで、言ってることめちゃくちゃ。

最近、こういう生き辛いであろう人間を見たことがあるから、結構いるのかな。

なんか、前に動物は弱肉強食なのに、どうして人間は弱い人間を助けるのか、っていう質問に、人間は社会性を持つことで発展してきて、弱い存在も守ることが生存戦略なんだと回答したやつがあったけど、それを思い出した。

最近では、多様性とか生き方とか、昔ほど色々固執する時代ではないから、恵子や白羽もそこまで責められないのかな、とも思う。

まあ、マイノリティではあるだろうけど。

 

 

恵子がコンビニを辞める前、クズ男白羽と同居していることがバレて祭り状態になっちゃうんだけど、今まで恵子はいい人だとか、趣味が合うかもとか言ってた人たちが、稽古を除け者にして飲み会してたと分かったり、あからさまに騒いだりして、結局居場所だと思ってたとこにも影で馬鹿にされてたんだな、って。

恵子の異常さはやっぱバレてたんだな。あんなに偽装して振舞ってたのに、自分と違うってことには、敏感になるもんね。直感というか。

 

騒ぎ立てられて泣きそうになる恵子が本当に見てるの辛くて、ほんと生きづらい…と思った。

ほんと、山奥で世捨て人みたいな生活をするしかないな。

 

 

それでも、最後はコンビニしかない、って普通の人間になるのを諦めるんだけど、彼女は最後どうなるのかな。

もし、恵子が最初にコンビニに勤めてなくて、例えば食品工場とかだったら、『食品工場人間』になってたのかな。

自分で考えることをしないから、案外刷り込みなのかも。

 

 

久々に、本を読んで辛くなった。笑

でも、面白い。なんかコミカルだし。

 

 

 

 

あいるびーばっく

 

 

お久しぶりです。

 

 

戻ってきましたよ!

 

 

 

 

 

 

ケイタイが!!

 

 

 

2ヶ月の旅を終えて、

無傷で帰ってきたよ〜

 

 

新しいやつ買おうと思ってたから…

 

ほんとよかった〜(^_^)

 

 

 

そんな夜。

 

 

 

 

風邪ひいて喉痛い。

 

 

 

 

リトル・フォレスト

 

 

 

今日はお休み。何の日でしたっけ?勤労感謝の日

 

 

朝から予定を入れていたけど、ドア開けたら大ぶりの雨だったんでキャンセルした。

 

そのままだらだらHuluで映画を見る。

 

よっぽど面白くなきゃ2時間も画面も見続けれない。

 

そしてさきにネタバレ読んじゃうタイプの人間なので、

だいたいあ~ってなってチャンネル変えちゃう。

 

 

そんな私でも、『リトル・フォレスト』は無性に何度も見たくなる映画です。

 

橋本愛ちゃんがほぼすっぴん?て感じで、おいしそうなご飯を作っては食べる映画。

 

東北の田舎、山奥の一軒家で一人暮らしをする様子を、春夏秋冬で見守っていく。

 

この映画を見ると、こんな生活したいなあーと憧れます。

 

私も鴨飼って田んぼに放したいよ。

 

橋本愛演じる主人公・イチコは、都会での生活から逃げて地元の小森に帰ってくるけど、唯一の肉親である母親はある日突然家を出てからは音信不通。

以来何をするにも一人でしていかなければならない。お金を稼ぐのも、食べていくのも。

小森に戻ってきたのはいいけれど、ずっとそこに生活の基礎を置きたくもないと考えている・・・。

 

イチコは小森での生活を通して、自分を置いて出て行った母親のことや、小森で暮らしていくことについて心の整理をしていく。

 

イチコは地元へ逃げて帰ってきたと考えていて、

それがそこで一生懸命生きている人に対して失礼だと感じている。

特に目的もなく日を過ごしていくことに、虚無感も抱えている。

でも一度失敗したことをもう一度する勇気もない。

 

そんな彼女が雄大な自然の中で、勇気を踏み出す物語です。

 

わたしも田舎育ちだけど、グミの実とかあけびとか食べたことない。

実家では毎年お米を作っているけど、ろくに手伝いもしなかった。

いまだに畑は芋虫が怖くて近づけないし。

 

それでも、田舎の生活がすきなんだなあ。

生まれ育ったところというのは、身に染みついているもんですなあ。

 

 

 

 

小森、行ってみたい。

 

 

 

おやすみ。