リトル・フォレスト
今日はお休み。何の日でしたっけ?勤労感謝の日?
朝から予定を入れていたけど、ドア開けたら大ぶりの雨だったんでキャンセルした。
そのままだらだらHuluで映画を見る。
よっぽど面白くなきゃ2時間も画面も見続けれない。
そしてさきにネタバレ読んじゃうタイプの人間なので、
だいたいあ~ってなってチャンネル変えちゃう。
そんな私でも、『リトル・フォレスト』は無性に何度も見たくなる映画です。
橋本愛ちゃんがほぼすっぴん?て感じで、おいしそうなご飯を作っては食べる映画。
東北の田舎、山奥の一軒家で一人暮らしをする様子を、春夏秋冬で見守っていく。
この映画を見ると、こんな生活したいなあーと憧れます。
私も鴨飼って田んぼに放したいよ。
橋本愛演じる主人公・イチコは、都会での生活から逃げて地元の小森に帰ってくるけど、唯一の肉親である母親はある日突然家を出てからは音信不通。
以来何をするにも一人でしていかなければならない。お金を稼ぐのも、食べていくのも。
小森に戻ってきたのはいいけれど、ずっとそこに生活の基礎を置きたくもないと考えている・・・。
イチコは小森での生活を通して、自分を置いて出て行った母親のことや、小森で暮らしていくことについて心の整理をしていく。
イチコは地元へ逃げて帰ってきたと考えていて、
それがそこで一生懸命生きている人に対して失礼だと感じている。
特に目的もなく日を過ごしていくことに、虚無感も抱えている。
でも一度失敗したことをもう一度する勇気もない。
そんな彼女が雄大な自然の中で、勇気を踏み出す物語です。
わたしも田舎育ちだけど、グミの実とかあけびとか食べたことない。
実家では毎年お米を作っているけど、ろくに手伝いもしなかった。
いまだに畑は芋虫が怖くて近づけないし。
それでも、田舎の生活がすきなんだなあ。
生まれ育ったところというのは、身に染みついているもんですなあ。
小森、行ってみたい。
おやすみ。